平成13年12月
定例会 ┌───────────────────────────────────
┐ │ 平 成 13 年
│ │ 阿南市議会12
月定例会会議録(第20号) │ └───────────────────────────────────
┘◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 平成13年12月21日(金曜日)午前10時 5分
開議◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇議事日程(第4号)第1 議案第1号から議案第26号第2 議案第27号 阿南市
監査委員の選任について 議案第28号
人権擁護委員の
候補者の推薦について 議案第29号
人権擁護委員の
候補者の推薦について第3 議第1号
医療制度の改善を求める
意見書(案)第4 閉会中の
継続調査 ───────────── 本日の会議に付した
事件日程第1 議案第1号から議案第26
号日程第2 議案第27号から議案第29
号日程第3 議第1
号日程第4 閉会中の
継続調査 +++++++++++++出席議員(28名) 1番 山 崎 雅 史 議員 2番 神 原 照 夫 議員 3番 横 田 守 弘 議員 4番 日 下 公 明 議員 5番 住 友 利 広 議員 6番 林 孝 一 議員 7番 久 米 良 久 議員 8番 松 原 良 明 議員 9番 島 尾 重 機 議員 10番 達 田 良 子 議員 11番 野 村 栄 議員 12番 奥 田 勇 議員 13番 鶴 羽 良 輔 議員 14番 嶋 尾 秀 昭 議員 15番 折 野 博 議員 16番 松 橋 リ ツ 子 議員 17番 荒 谷 み ど り 議員 18番 小 島 正 行 議員 19番 山 下 久 義 議員 20番 保 岡 正 広 議員 21番 近 藤 治 郎 議員 22番 秋 本 喜 久 雄 議員 23番 吉 積 明 徳 議員 24番 片 山 敬 史 議員 25番 仁 木 一 郎 議員 26番 岩 佐 博 文 議員 27番 野 中 邦 男 議員 28番 兼 竹 安 秀
議員 +++++++++++++欠席議員(なし) ─────────────説明のため出席した者の職氏名 市長 野 村 靖 助役 片 山 正 晴 助役 藤 井 格 収入役 平 尾 全 弘
教育委員長 井 上 惠 一
教育長 大 川 勝 定
代表監査委員 清 崎 薫
総務部長 田 中 敏 彦
企画部長 芝 山 日出高
市民環境部長 山 田 俊 典
保健部長 橋 本 昭 雄
福祉部長 中 田 哲 二
産業部長 稲 原 和 男
建設部長 立 石 孝 則
水道部長 布 川 敏 雄 理事 佐 藤 清次郎 理事 高 島 彰 洋 理事 井 口 正 量 理事 松 村 輝 雄
教育次長 森 本 豊 實
総務部参事 重 村 英 幸
秘書広報課長 米 沢 敏 信
財政課長 陶 久 泰 臣 ─────────────
議会事務局出席職員氏名 事務局長 勝 瀬 孝
事務局次長 小 出 勝 美
事務局主幹 眞 本 靜 生
議事調査係長 越久村 仁 司 書記 山 脇 雅
彦 ~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
岩佐博文議員) これより本日の会議を開きます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
岩佐博文議員) この際、御報告を申し上げます。 お手元に御配付のとおり、市長から
追加議案3件と議員から
意見書(案)1件が提出されておりますので、御了承を
お願いを申し上げます。 なお、12月13日の
保岡議員さんの
一般質問における答弁書も提出されておりますので、あわせて御了承を
お願いを申し上げます。
~~~~~~~~~~~~~~~
○議長(
岩佐博文議員) 直ちに本日の日程に入ります。 日程第1 議案第1号から議案第26号までの計26件を一括して議題といたします。 以上の各件について、
委員長の報告を求めます。
建設委員長 久米議員。 〔
久米議員登壇〕
◆
建設委員長(
久米良久議員) おはようございます。 議長の御指名がございましたので、
建設委員会の結果について御報告を申し上げます。 本
委員会は、去る12月14日に会議を開き、付託されました
市長提出議案6件について慎重に審査を行いました。 その結果、
市長提出議案6件についてはすべて原案のとおり可決すべきものと決した次第でございます。 審議の経過につきまして、簡単に御報告を申し上げます。 まず、議案第1号 阿南市
高速バス専用駐車場の設置及び管理に関する条例についてであります。 第8条で駐車を拒否できるとのことでありますが、具体的にどのような事例が該当するのかとのことについては、
危険物等を積載している車、第3条に規定している大きさ以上の車、施設の破損またはそのおそれがある
車両等が該当するとのことであります。 また、この用地は
借地契約で年間約630万円とのことであります。現在は無料となっておりますが、今後、収支のバランスも考えながら
高速バス利用者が多く利用されるようPRも含めて取り組んでいただきたいとの要望がありました。 次に、議案第5号 平成13年度阿南市
一般会計補正予算(第3号)の
関係部分についてであります。
道路橋梁維持費の委託料で、
西池田地区の
斜面崩壊警備委託を計上しているが、どのような内容の警備の仕方で委託をしているのか。また、
観測機器センサーは崩壊に伴うものだと思うが、その内容の説明を求めました。 今回の予算については、現場の復旧を可能にするということが先決問題と考え、緊急に対応したものであり、
警備委託に関してはさきの
集中豪雨のときに市道が土砂で埋まり、すぐに土砂を撤去したが、この市道は斎場へも通じる重要な道路でもあり、その夜から10月26日まで
警備保障会社に現地で張りついてもらった。現在は一応安定しているので、定期的に職員が見回っているのと、
コンサルが毎週1回の視察を実施しているとのことであります。 また、
センサーについては
山頂付近で
南西方向にクラックが入っていることから
定点観測を実施しているが、現在のところはほとんど動きがない。しかし、大雨などの場合は緊張感を持って対応しなければならないと考えており、その他にも職員が現場前のビルの屋上から写真をとって
定点観測で動いていないかどうかの
比較検討もしているとの説明がありました。 委員からは、将来予期しないような
集中豪雨があればすぐに崩壊しかねないという非常に危険な状況であるが、今後どのような具体的な対応策を考えているのかとの質問がありました。また、
センサーについては下に民家もあるので、山の上に行かないとわからないというのではなしに、感知をすれば警報が出るような
センサーを将来考えるべきだとの意見もありました。 今後については、
理事者から、法律上の根拠において規制は難しいが、民法的に何らかの方法があるのではないかということで県も含めて検討しており、
所有者と県と市が本格的に取り組む中で
費用負担の問題や、行政がどのように関与するのか、その他法的なことも含めてどのように
権利関係を制限するのか、また、自由な話し合いの中で有効な防止策というのを考えるのかを弁護士も入れて協議をしているとのことであります。 委員からは、さらに今後崩壊の状況が起こったときには市が対応していかなければならないので、ぜひ、県・市で現地を見ていただいてから具体的な対応をしていただきたいとの強い要望がありました。当
委員会といたしましても
関係委員会と協議の上、現地の調査を早急に行いたいと考えております。 次に、議案第21号
牟岐線阿南駅
構内自由通路新設工事の協定の締結についてであります。
理事者からは、この事業は阿南駅
構内自由通路新設事業、
駅前広場事業、阿南駅舎
橋上化事業の3事業を合併施行するもので、この工事は平成13年7月5日に徳島県
東部都市計画街路事業として
都市計画を決定している事業であるとの説明を受けました。 また、阿南駅
橋上化事業のうち阿南市とJRとの
費用負担割合については、
地方財政再建促進特別措置法の規定により、総務省と協議し承認を得ているとの報告を受けました。 次に、議案第22号
阿南スポーツ公園建設工事の
請負契約の一部を変更することについてであります。
スポーツ公園の
進捗率はどのくらいか。また、大雨のときに相当の量の雨水が県道に流れ出ていると聞いているが、
排水対策はどうなっているのか。また、新しい県道については相当な高さがある。ただ下へ掘り込む必要があって岩が出てきたということであるが、逆に上に上げていって新しく造成していくという設計であったならば幅員を広げただけで対応できるのではないかとの質疑がありました。 それについて、
進捗率については72%、
排水対策については今までは工事中だったので、せき止めていた部分もあるが、雨量に対しては水路も急勾配になっており、1.5メートルの
ヒューム管も勾配があるため十分排水ができ、今後排水路も改良いたしますので、水があふれるということは考えられないとのことであります。 工法についてはテンサーという工法で
直立擁壁だが、背後の土圧にも耐えられ、ずれがないという工事である。そのための底をつくらなければならないということで、その部分に工事の障害となる硬岩に突き当たったということであるとの答弁を受けた次第であります。 次に、議案第24号
公営住宅西方団地2-2号棟
建設工事のうち
建築工事の
請負契約の締結についてであります。 今回初めて
市営住宅に
エレベーターを設置するが、今までの
市営住宅の家賃と
エレベーターをつけたときはどのように違ってくるのかとの質疑がありました。
エレベーターを利用する電気代については
入居者負担となり、今回は2-1号棟、2-2号棟33戸の世帯が負担することになる。また、家賃の計算上利便性という点で
エレベーターを設置した
工事費を含めた総
事業費で計算し、その金額が家賃の中に加算されるという説明を受けました。 以上、申し上げまして、
建設委員長の報告といたします。
○議長(
岩佐博文議員)
文教厚生委員長 仁木議員。 〔
仁木議員登壇〕
◆
文教厚生委員長(
仁木一郎議員) 議長の御指名をいただきましたので、
文教厚生委員会の審査の結果につきまして御報告を申し上げます。 本
委員会では、付託されました案件につきまして去る17日に会議を開き、慎重に審査を行いました。 その結果、議案第3号は否決、議案第4号及び第5号の
関係部分、また、議案第6号につきましては可決すべきものと決したところであります。 以下、審査の過程での質疑、意見、
要望等につきまして御報告を申し上げます。 なお、本
委員会で論議の中心となりましたのは、議案第3号 阿南市
人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例についてでありまして、重要性をかんがみ約2時間に及ぶ議論を重ねたところであります。 冒頭、
理事者に対しましては
センターの
事業計画及び
条例施行規則案、
平面図等の
資料提出を要求し、詳細なる説明を求めたところであります。
理事者からの説明では、
センターの主な事業として、人権に関する情報や資料の収集を行うとともに、1階部分には資料の
閲覧コーナーやインターネットを利用した情報の提供及び発信を考えていること。
調査研究事業として、ワークショップなど新しい
啓発手法を研究する
専門部会を
市民主導型で実施したい考えであること。
啓発相談事業としては行政や
教育関係、
団体等が行う
教育啓発をより効果的に推進するため、市民及び
各種団体主導型の
啓発活動を大切にしていきたい考えが、さらに、
人権擁護委員とも連携しながら
人権相談にも対応を図りたい考えが、また、
関係機関との
連携調整や交流を進め、
人権啓発活動の
ネットワーク化を図っていくなどの
計画案が示されました。 また、
職員構成としては
正規職員が5名程度、
嘱託職員は4名程度とのことであり、
運営審議会は
市内各種団体の代表と市及び市教委にて12名の構成を考えていることがそれぞれ示されたのであります。 これを受けて、委員からは「14年度以降の阿南市
同和行政に対する取り組みについて」の資料を二、三日前に受けたが、その検討はいつからしていたのか。また、
センターの設置を急いでいるが、まず、過去30年に余って取り組んできた同和問題の総括のもと、今後取り組む組織としてどうあるべきかを議論しなければならず、その総括とも言える資料が後から出てくるというのはいかなる考えかとの質疑があり、別の委員からも三十数年間同和問題に取り組んだ結果、行政側としての成果や反省など、もう少し前に議会に提示すべきではなかったのか、この手順はおかしいと感じるとの意見や、少なくとも1年前には整理を行い、議会の中でも
市民ぐるみで議論をする必要があったのに今まで示されなかったのは
市民無視、
議会軽視も甚だしいとの意見が相次いだのであります。 これらの批判に対して
理事者からは、平成9年ごろから地対財特法が
最終法であるという認識の中、
法期限を迎えた段階ではどうなっていくのかを内部では検討していた。しかしながら、
個人給付等の事業の
相当部分を国・県の補助金にて実施していることから、その動向を十分に把握する中で方向づけをする必要があり、最近になってようやく県の状況も明らかになるなど遅れた理由、
背景等を御理解いただきたいとの答弁がなされたのであります。 これに対して委員からは、人権問題はいかなる事態、状況があろうとも、行政が主体的に取り組み喚起していかなければならないものである。国・県の動向を言うよりも、市の現状に照らし合わせて阿南市自体が必要と判断すれば独自に取り組んでいくという姿勢が行政の
主体性ではないのかとの意見がありました。 さらには、
センター設置の根底には同和問題を中心とすることが明らかであり、その他の人権問題については一向にわからないとの意見などがありました。
理事者からは、
地方分権の時代であり、
主体性の確保にも十分配慮していきたいが、市の財政は国・県の
財政計画の中で影響する部分もあり、今回の場合は特に
状況把握が非常に難しかったということを御理解いただきたい。また、同和問題を初めとした人権問題については、昨年の3月に「
人権教育のための国連10年」阿南市
行動計画を策定しており、これは過去2度にわたって実施した同和問題の
実態調査や
意識調査の分析結果を踏まえたものであり、市の実態に即していると判断している。
結婚問題等まだまだ目に見えない差別の解消に向けて取り組んでいかなければならないと考えており、御理解いただきたいとの答弁でありました。 重ねて、委員からは、前の法律が切れる直前には
事業費等をまとめた
総括資料が提出されたが、今回はそういった資料が全く配付されない。決めるための資料の提示がないまま今後どのように
センターへとつなげるのか議論せよということは無理な話であるとの意見がなされ、そのほかには
センターを設置してまでやらなければならない事業は何なのか、また、他の自治体の状況はどうなのか、同様な計画はあるのかとの質問もありました。
理事者からは、
人権尊重の阿南市づくりのため今までの
教育啓発の成果を大切に再構築するとともに、人権問題について迅速に、適切な対応ができる
総合窓口として明確にしていきたいために設置を願うものである。県内の状況としては
センター的なものをつくりたいという動きがあるが、まだ具体化されておらず、県下に先駆けた施設として市民が気楽に訪れ、親しめる、市民が主役の
センターを目指したいとの説明でありました。 しかしながら、議論は平行線をたどり、一委員からはもう少し勉強したいとの
継続審査の意見もありましたが、採決を行った結果、本議案は否決すべきものと決したのであります。 次に、議案第4号 阿南市
予防接種実費徴収条例の一部改正の議案では、
負担金の定め方について答弁を受けました。 議案第5号
一般会計補正予算の
関係部分では、
リフトつきワゴン車の貸し出しに関しての質問や
文化会館の
駐車場購入に関しての質問、
就学援助の申請に関しての
質問等がなされ、それぞれの答弁を受けたところであります。 なお、
就学援助の申請に際しては、個人のプライバシーが守られるよう個別に申請の受け付けをしていただきたいとの強い要望がありましたことを申し添えておきたいと思います。 議案第6号
介護保険事業の
特別会計補正予算の関係では、低
所得者への
利用料、
保険料の減額、
免除等の対応はどうするのかとの質問があり、
理事者からは
介護保険法の趣旨及び市の
財政状況から独自の
制度創設は検討していないが、低
所得者への対策は
重要課題であると認識しており、国に対して継続して要請を行いたいとの答弁を受けた次第であります。 以上が審査の主な内容でございました。 なお、最後に陳情の審査を踏まえまして、
医療制度の改善を求める
意見書(案)を
議長あてに提出いたしておりますので、よろしく御審議、御決定くださいますよう
お願い申し上げまして、
文教厚生委員長の報告といたします。
○議長(
岩佐博文議員)
産業経済委員長 秋本議員。 〔
秋本議員登壇〕
◆
産業経済委員長(
秋本喜久雄議員) 議長の御指名をいただきましたので、
産業経済委員会の結果につきまして御報告を申し上げます。 本
委員会は、去る12月18日に会議を開き、付託されました
市長提出議案3件につきまして、慎重に審議をいたしました。 その結果、
市長提出議案3件につきましては、いずれも原案どおり可決すべきものと決した次第でございます。 以下、
審査過程での主な
質疑等につきまして、御報告を申し上げます。 まず、議案第5号 平成13年度阿南市
一般会計補正予算の
関係部分についてでございますが、委員からは
阿南東部海岸の
松林環境保全に関して松くい虫の
被害状況や対策についての質問があり、
理事者からは本年度に確認した被害は中林と南林の分で約700立方メートルに及び、
国補事業や県単事業の
松林環境保全事業で伐倒駆除や薬剤の
空中散布に取り組んできたが、まだ約300立方メートル程度残っており、今回の補正で約100立方メートル、残りの分は平成14年度の当初予算で早急に実施したいとの説明があり、伐倒した松をどのように処理するのかという質問では、切り倒した木をチップ化したり持ち運びができるくらいの大きさに切断しておき、これに
薬剤散布をする方法をとっているとの答弁がありました。 また、松林の
環境保全について、
緊急地域雇用創出特別交付金は使えないのかという質問では、
理事者からは被害を受けたところに新しく植え込みをしているが、この作業についてはボランティアに
お願いをしているのが現状であり、
緊急雇用対策事業として取り組むことが可能かどうか検討したいとの考えが示されました。 続きまして、
団体営農道整備事業に関する
船頭ケ谷の
農道整備事業の
工事請負費と
公用財産購入費が減額補正されていることについての質問では、
理事者からは現
在中山間の
圃場整備事業を導入することを検討中であり、
圃場整備事業の中で残りの部分の農道がつながるとの判断が示されました。 また、狂牛病が問題化してから牛肉の消費が落ち込んでいることから、
畜産農家にとって
出荷価格の面でかなりの打撃が予想されるが、
畜産農家に対する価格的な
補償対策についてどう考えているかとの質問では、
理事者からは国の補償としては
BSEの
スクリーニング検査の
受検対策事業費の
BSEの
緊急淘汰奨励事業を初め七、八項目の助成金、また、出荷が遅れることによる
つなぎ資金など、
関連対策として取り組み合わせられているとの説明がありました。 それから、
農業振興費の県単事業に関しては、現在は市からの助成がほとんどないと思うが、特に他の町村においては5%から10%程度上乗せして助成をしているところもあるので、今後において御検討を願いたい旨の要望がございました。 次に、議案第19号
土地改良事業の施行についてでございますが、委員からはこの計画による905メートルの農道は、蒲生田で
圃場整備をしている中の農道に接続されるのかとの質問や、今回計画されている農道にある約300メートルの
トンネルの
見積り額はどのくらいかとの質問があり、
理事者からは、蒲生田で
圃場整備をしている
農道部分に接続するものであることや、
トンネルの1メートル当たりの単価は約180万円程度と予想しているとの答弁がありました。 続きまして、議案第20号 財産の取得についてでございますが、委員からは
用地買収の方法については、特に田・畑等については
地権者からの直接の買収であったのかとか、
土地改良区を対象とした換地の買収であるのか、また、換地の買収では
地権者全員の同意が必要と思うが、登記上問題は生じないのかとの質問がなされ、
理事者からは、
圃場整備事業により、以前
大手建設会社が所有していた土地に10人の
地権者を張りつけてそれを買収したことや、
土地改良区が
土地改良事業を実施していたので、改良区の協力でこの地に換地をした経緯があること、さらに登記上問題は生じないとの答弁がありました。 また、全体の
事業費、財産の内訳及び今後の管理についての質問では、
理事者からは全体の
事業費は約3億円で、財源については国が50%、県が15%、その他は市を含め
地元負担になることや、今後の管理については現在検討中であるが、きちんと整備をしながら保全をしていくという考えが示されました。 以上、
審査過程における主な質疑の内容を申し上げまして、
産業経済委員長の報告といたします。
○議長(
岩佐博文議員)
総務委員長 荒谷議員。 〔
荒谷議員登壇〕
◆
総務委員長(
荒谷みどり議員) 議長の御指名をいただきましたので、
総務委員会の結果について御報告申し上げます。 本
委員会は、19日に会議を開き、本
委員会に付託されました
市長提出議案16件、陳情2件について慎重に審査をいたしました。 その結果、議案第7号から議案第16号までの10件の各
会計決算認定議案は、後日
委員会を開催し審査することで
継続審査と決しました。 その他の
市長提出議案につきましては、いずれも原案のとおり可決すべきものと決した次第であります。 以下、審査の過程でありました質疑、
要望等につきまして、簡単に御報告申し上げます。 まず、議案第2号 阿南市
個人情報保護条例についてであります。 委員からは、条例中にある阿南市
公文書開示審査会の役割とメンバー、また、
個人情報開示に関する
苦情処理の窓口の設置、並びに条例の施行の
期日について質問がありました。
理事者からは、
審査会の役割については
情報公開の請求に対して
実施機関が不開示の決定をしたとき、それに対して異議があるときは不服の
申し立てをすることができるが、そのときに市長から
審査会に諮問し、
不服申し立ての案件について審査していただく
執行機関の
附属機関である。委員には法律の専門家、大学の教授、
地方自治に明るい方、
各種団体の代表の方、学校の先生の5名を任命している。 また、苦情の処理については担当課と
行政情報課が連携しながら対応していくことになる。 なお、施行の
期日については準備の
進捗状況にもよるが、5月ないしは6月早々の施行を考えるとの答弁がありました。 また、
個人情報データの
保管方法についての質問に対しては、現在、
ファイリングシステムについてほぼ完了しており、今後はファイル中の
個人情報データについて整備することが必要であり、各所属課において個人情報ファイルを整理して保管するとともに、それらをさらに総括したものを
行政情報課で取りまとめていきたいとの説明がありました。 次に、議案第5号 阿南市
一般会計補正予算(第3号)の
関係部分についてであります。 委員からは、廃止路線代替バス等補助金に関連して路線数並びに利用状況について質問がありました。
理事者からは、路線数については11系統を29人以下の小型バス7台で1日24回運行しており、平成12年10月1日から平成13年9月30日までの1年間では約11万1,000人の利用者があったとの答弁がありました。 また、他の委員からは、阿南バスは小回りがきくので、増便を希望する市民も多いが、路線の変更の手順、日数等についての質問に対しては、これまで阿南バスに対して補助金のあり方、路線の変更など市から要望しているが、目いっぱいの人と車で運行しており変更は難しいとの返事であり、また、申請から認可までの日数的なものについては把握できていないとの説明がありました。 これを受けて委員からは、市民からは「船瀬温泉への交通の便がない」「バス券をもらっても利用できるバスの便が少ない」等の声もあるので、これらの市民の声を路線バスに反映できるよう協議・検討についての要望がありました。 以上が質疑の主なものでございますが、この他の議案につきましては特に質疑はなく、全会一致で可決と決した次第であります。 以上、まことに簡単ではございますが、御報告申し上げまして、
総務委員長報告といたします。
○議長(
岩佐博文議員) 以上で各
委員長の報告は終わりました。 これよりただいまの
委員長報告に対する質疑に入ります。 質疑ありませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 質疑なしと認めます。 これより討論に入ります。 討論の通告がありますので、発言を許可いたします。 10番 達田議員。 〔達田議員登壇〕
◆10番(達田良子議員) 議長の許可をいただきましたので、私は議案第3号 阿南市
人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例について反対の立場で討論を行います。 まず、この条例案につきまして、反対の理由の第1は、どうしても
センターをつくらなければできない業務ではないということでございます。
委員会の審議の状況は、先ほど
委員長が述べられたとおりでございます。
文教厚生委員会で示されました
センターの事業内容の説明では、庁舎を離れて
センターを設置しなければできない業務であるとの合理的な説明がありませんでした。 また、同和対策課廃止に伴う事業、事務の円滑移行及び同和教育課事務事業の手直し、これは「14年度以降の取り組みについて」で示された内容でございますけれども、今後、
人権教育啓発センターが引き継ぐとされる事業は、すべて同和対策課及び同和教育課で行ってきたものでございます。阿南市が、これはどうしても必要な重大な事業と認識しているというのであればこそ、市役所庁内で対応するべきでございます。 また、第2番目には、市民不在の状況でこの提案がされているということでございます。そもそも、
センターの設置につきましては、13年度の当初予算で唐突に提案されたのが始まりでございましたが、同和対策特別
委員会でさえ今後の方策のあり方を全く審議していない状況でございました。 また、「
人権教育のための国連10年」阿南市
行動計画に基づいて、同和問題以外の
重要課題である女性・子供・高齢者・障害者などの
重要課題に取り組む場にしたいと言いながら、これらのうち市内にある関係諸団体にも何の相談もなく、また、同和問題が人権問題の柱と位置づけると言いながらも
市民ぐるみで同和問題にこれまで熱心に取り組んでこられた阿南市同和教育協議会との調整も十分でなかったという経過がございます。 さらに、当初予算の段階では
センターの職員9名のうち6名を運動団体から推薦で採用するということ、また、この
嘱託職員の給与が年間約520万円にもなるということで、嘱託としては破格の給与であるということがわかるにつけ、職員採用のあり方についても市民の間に大きな疑問を抱かせることになりました。これらが運動団体への団体助成金廃止に対する代替措置としての
センター設置ではないかという疑念の根拠になったのであります。 市民にとってはなくてはならない人権問題の
センターとして確立するのであれば、立案の段階から市民・議会が参画し、時間をかけた十分な議論が必要であります。今回、
嘱託職員の数を4名にするなど多少の手直しがあったものの、13年度当初予算の考え方の延長線上にある計画であります。何よりも企画立案に市民参画の観点がなく、また、議会無視の提案であると言わざるを得ません。 また、3番目に、同和問題をあらゆる人権の上に置く考えに基づいているということです。 「平成14年度以降の阿南市
同和行政の取り組みについて」で説明されているように、同和対策課廃止に伴う事業・事務の円滑移行では、同和問題全般の窓口業務、これは概要は運動団体との交渉・協議となっております。また、部落差別、人権擁護に関する条例及び審議会に関すること。同和問題が人権問題の中心をなすと位置づけている「
人権教育のための国連10年」阿南市
行動計画の推進に関すること。同和問題の研修会の参加に寄与するためのマイクロバスの運営管理。同和問題全般の相談業務となっております。 また、同和教育課の事業引き継ぎにおきましても、市同協に関する事務、人権
教育啓発、差別事象の対応、
人権相談などこれら述べられている事業内容、すべてこれまで既設の課が行ってきたものでございます。 これまでの
同和行政や同和教育を総括し終結した上で再構築されたものではなく、
法期限後も現在の同和事業のあり方をそのまま引き継ぐものとなっています。学校教育でも、社会教育でも、企業の研修でも、あるいは職安に失業保険給付のための手続に行ったときでさえも人権といえば同和問題で、市民は同和研修漬けの状況にさせられております。このような同和教育や啓発のあり方がかえって差別解消の妨げになっているのでございます。 市民の願いは同和の終結で、すべての市民が平等な施策の中で差別解消を図ってもらいたいというものです。ところが、
委員会答弁でも
理事者が繰り返し述べられたように、阿南市では人権問題のうち同和問題が最
重要課題だと認識しているということでございます。これでは
センター設置によってさらに同和教育や啓発が進められ、強化されることになるおそれがございます。人権の本来的意義は国民の権利、自由を公権力から守ることにあります。しかし、阿南市行政は市民に対し、
人権尊重の精神を責務として求めるなど権利主体を取り違え、主客転倒した考え方をしています。同和問題を一日も早く解決をし、あらゆる差別のない明るい阿南市をつくるためには
センター設置して、
教育啓発を強化して、市民の考え方を変えるというのではなく、行政の主客転倒した考え方こそ変えるべきであります。
委員会審議の中で、ある委員さんから「人権とは命にかかわる問題である」という大変重要な定義がされました。まさに今、世界ではテロや報復戦争によって罪のない人々の命が奪われています。また、大企業や政府によって薬害エイズ、ハンセン氏病、ヤコブ病などの問題が引き起こされてきました。女性への暴力、セクハラ問題、昇格昇進差別、また、子供や女性に対する性的搾取、リストラによって労働権を奪われる事態など、公権力や大企業による人権侵害が相次いでおります。阿南市が
人権尊重というのであれば、生存権を初めとする基本的人権の学習が、市民が自主的、主体的に行える環境づくりこそ行政の責務でございます。 以上、申し上げ、議案第3号に対する反対討論といたします。 議員各位におかれましては、よろしく御理解をいただきますよう
お願いを申し上げます。
○議長(
岩佐博文議員) 以上で討論を終わります。 これより採決を行います。 ただいま議題となっております各案件中議案第5号 平成13年度阿南市
一般会計補正予算(第3号)について及び議案第21号
牟岐線阿南駅
構内自由通路新設工事の協定の締結について及び議案第22号 阿南
スポーツ公園(子ども広場)
建設工事の
請負契約の一部を変更することについて、以上の計3件を一括して起立により採決をいたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 山 崎 雅 史 議 員 2番 神 原 照 夫 議 員 3番 横 田 守 弘 議 員 4番 日 下 公 明 議 員 5番 住 友 利 広 議 員 6番 林 孝 一 議 員 7番 久 米 良 久 議 員 8番 松 原 良 明 議 員 9番 島 尾 重 機 議 員 10番 達 田 良 子 議 員 11番 野 村 栄 議 員 12番 奥 田 勇 議 員 13番 鶴 羽 良 輔 議 員 14番 嶋 尾 秀 昭 議 員 15番 折 野 博 議 員 16番 松 橋 リツ子 議 員 17番 荒 谷 みどり 議 員 18番 小 島 正 行 議 員 19番 山 下 久 義 議 員 20番 保 岡 正 広 議 員 21番 近 藤 治 郎 議 員 22番 秋 本 喜久雄 議 員 23番 吉 積 明 徳 議 員 24番 片 山 敬 史 議 員 25番 仁 木 一 郎 議 員 26番 岩 佐 博 文 議 員 27番 野 中 邦 男 議 員 28番 兼 竹 安 秀 議 員 +++++++++++++
○議長(
岩佐博文議員) 以上の3件に対する
委員長の報告はいずれも可決であります。 以上の3件を
委員長報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
岩佐博文議員) 起立多数であります。 よって、以上の3件は原案のとおり可決と決しました。
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○議長(
岩佐博文議員) 次に、議案第3号 阿南市
人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例についてを起立により採決をいたします。 +++++++++++++ このときの出席議員氏名 1番 山 崎 雅 史 議 員 2番 神 原 照 夫 議 員 3番 横 田 守 弘 議 員 4番 日 下 公 明 議 員 5番 住 友 利 広 議 員 6番 林 孝 一 議 員 7番 久 米 良 久 議 員 8番 松 原 良 明 議 員 9番 島 尾 重 機 議 員 10番 達 田 良 子 議 員 11番 野 村 栄 議 員 12番 奥 田 勇 議 員 13番 鶴 羽 良 輔 議 員 14番 嶋 尾 秀 昭 議 員 15番 折 野 博 議 員 16番 松 橋 リツ子 議 員 17番 荒 谷 みどり 議 員 18番 小 島 正 行 議 員 19番 山 下 久 義 議 員 20番 保 岡 正 広 議 員 21番 近 藤 治 郎 議 員 22番 秋 本 喜久雄 議 員 23番 吉 積 明 徳 議 員 24番 片 山 敬 史 議 員 25番 仁 木 一 郎 議 員 26番 岩 佐 博 文 議 員 27番 野 中 邦 男 議 員 28番 兼 竹 安 秀 議 員 +++++++++++++
○議長(
岩佐博文議員) 本件に対する
委員長の報告は否決であります。 本件を
委員長報告のとおり否決と決することに賛成の議員の起立を求めます。 〔賛成者起立〕
○議長(
岩佐博文議員) 起立多数であります。 よって、議案第3号は否決と決しました。
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○議長(
岩佐博文議員) 次に、議案第1号、議案第2号、議案第4号、議案第6号及び議案第17号から議案第20号並びに議案第23号から議案第26号までの以上計12件を一括して採決をいたします。 以上の12件に対する
委員長の報告はいずれも可決であります。 以上の12件を
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、以上の12件はいずれも可決と決しました。
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○議長(
岩佐博文議員) 次に、議案第7号から議案第16号までの平成12年度各
会計決算認定議案計10件を一括して採決をいたします。 以上の10件に対する
委員長の報告はいずれも
継続審査であります。 以上の10件を
委員長報告のとおり
継続審査と決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、以上の10件はいずれも
継続審査と決しました。
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○議長(
岩佐博文議員) 日程第2 議案第27号 阿南市
監査委員の選任について、議案第28号
人権擁護委員の
候補者の推薦について、議案第29号
人権擁護委員の
候補者の推薦について、以上の計3件を一括して議題といたします。 提案理由の説明を求めます。 野村市長。 〔野村市長登壇〕
◎市長(野村靖) 本日、追加提案させていただきました議案について御説明を申し上げます。 議案第27号 阿南市
監査委員の選任につきましては、議会議員さんのうちから選任されておりました
監査委員兼竹安秀氏の任期満了に伴います後任の
監査委員として、議会議員さんのうちから今回奥田 勇さんを選任いたしたく、議会の同意を
お願いするものでございます。 議案第28号及び議案第29号
人権擁護委員の
候補者の推薦につきましては福壽昭二氏、藤倉加美氏の任期がそれぞれ平成14年2月28日をもって満了となることに伴いまして、その後任
候補者として引き続き両氏を推薦することといたしたく、
人権擁護委員法の規定に基づき議会の意見を求めるものでございます。 以上、3件でございますが、何とぞ原案どおり御承認賜りますようよろしく
お願い申し上げます。
○議長(
岩佐博文議員) 以上で提案理由の説明が終わりました。 お諮りをいたします。 ただいま議題となっております3件は、成規の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思いますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 まず、議案第27号 阿南市
監査委員の選任についてを議題といたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
岩佐博文議員) 次に、議案第28号
人権擁護委員の
候補者の推薦についてを採決をいたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
岩佐博文議員) 次に、議案第29号
人権擁護委員の
候補者の推薦についてを採決をいたします。 本件を原案のとおり同意することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、本件は原案のとおり同意されました。
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○議長(
岩佐博文議員) 日程第3 議第1号
医療制度の改善を求める
意見書(案)についてを議題といたします。 お諮りをいたします。 本件については、文教厚生委員全員の提出によるものでありますので、以下の手続を省略し、直ちに採決をいたしたいと思います。これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。 議第1号を直ちに採決をいたします。 本件を原案のとおり決することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、議第1号は原案のとおり可決と決しました。
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○議長(
岩佐博文議員) 日程第4 閉会中の
継続調査を議題といたします。 本件については、各
委員長から調査中の事件について、お手元に御配付のとおり閉会中の
継続調査の申し出が提出されておりますので、お諮りをいたします。 これを各
委員長からの申し出のとおり、閉会中の
継続調査に付することに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
岩佐博文議員) 御異議なしと認めます。 よって、さよう決しました。
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○議長(
岩佐博文議員) 以上で今期定例会に付議された事件はすべて議了をいたしました。 閉会に当たり、市長からごあいさつをいただきたいと思います。 野村市長。 〔野村市長登壇〕
◎市長(野村靖) 閉会に当たりまして、一言お礼のごあいさつを申し上げます。 今期定例会は、去る12月7日に開会いたしまして、本日までの15日間の長期にわたりましたが、議員各位におかれましては、年末何かと御多用の中にもかかわりませず、連日にわたりまして慎重な御審議を賜り、提出いたしました議案につきましては、平成12年度決算認定及び阿南市
人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例を除く議案を原案どおり御承認いただき、まことにありがとうございました。 今議会の
一般質問並びに各
委員会において賜りました御意見、御提案につきましては、今後の市政運営に当たり十分配意してまいりたいと存じております。 今議会は、それぞれ市政の
重要課題について御審議を賜りましたが、とりわけ
個人情報保護条例の制定、阿南駅
構内自由通路新設工事の協定の締結、
公営住宅西方団地の
建設工事の
請負契約の締結、また、四国横断自動車道の阿南-小松島間の早期施行命令、桑野川引き堤事業の建設促進などにつきましては一層の配意をいたしまして、精力的に取り組んでまいりたいと考えております。 特に、再考を求められております
人権教育啓発センターの設置及び管理に関する条例につきましては、県等の人権行政のあり方を初め県内の実態を把握する中で本市の実情を十分認識し、新たな方向づけをいたしてまいりたいと考えております。 所信の中でも申し上げましたとおり、国においては「聖域なき構造改革」に取り組んでおります。この変革の時代を的確に受けとめ、積極的、主体的に新しい時代に挑戦する信念こそ本市を前進させる力であると確信いたし、さまざまな動きが予測される来るべき年を安心で安定な信頼と活力ある市政の遂行に着実に努めてまいりたいと考えております。どうか今後とも議員各位の変わらぬ御高配を賜りますよう
お願い申し上げますとともに、今議会における議員皆さん方の御心労に対し、重ねてお礼申し上げる次第でございます。また、報道関係の皆さんには連日にわたる御協力をいただき、感謝をいたしております。 本年も余すところわずかとなってまいりました。新しい年が希望に満ちた輝かしい年になりますよう念願いたしますとともに、議員各位を初め市民皆さんの御健勝、御多幸を御祈念いたしまして、閉会のごあいさつといたします。 どうもありがとうございました。
○議長(
岩佐博文議員) 高いとこからではございますけれども、一言お礼を申し上げます。 7日に開会をいたしまして、本日閉会となりました今期定例会に対しまして、議員皆様方の御協力に心からお礼を申し上げます。 今議会、
理事者から提案されました各議案、特に議案第3号を含めまして議員各位から出されました意見、質疑、また、
要望等につきましては、
理事者におかれましては真摯にお取り組みをいただきたいと思います。市民の意向を呈した行政を推進されますように心から
お願いを申し上げますとともに、今年もあと残りわずかでございますけれども、新しい年が、昨日内示をされました財務省の原案を見てもわかるとおり、非常に厳しい状況にあることは御承知のとおりでございます。 来るべき年が輝かしい年になりますように、改めまして皆様方の決意を高めていただけるように
お願いを申し上げまして、定例会閉会に当たりましてのごあいさつとさせていただきます。 大変お世話になりました。
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○議長(
岩佐博文議員) これをもちまして平成13年阿南市議会12月定例会を閉会いたします。 ∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝∝ 閉会 午前11時 0分───────────────────────────────────────
地方自治法第123条の規定による署名者 阿南市議会議長 岩 佐 博 文 会議録署名議員 横 田 守 弘 会議録署名議員 日 下 公 明...